Part3 QOLのためのセルフケア

サプリメントは
飲んだほうがよいのでしょうか? 食生活の改善が優先されるべきですが、イソフラボン?は有用かもしれませんね?

セルフケアだけでなく、医療においても用いられるようになった「サプリメント」

サプリメントとは「補助」という意味で、普段の食生活で不足しがちな栄養素を補充するものです。ただ、大規模な疫学調査で栄養摂取とさまざまな疾患のリスクとの関連が明らかになったり、近年の抗加齢医学の発展で、食品成分の中に特定の疾患や症状、病態の改善など、一定の機能性を有する成分があることがわかったりして、セルフケアだけでなく、医療においても用いられるようになりました。

前立腺の健康と「イソフラボン」

前立腺がんも前立腺肥大症も、いずれもその発症や進行に男性ホルモンが関与していると考えられています。そのため、植物性エストロゲンであるイソフラボンには血中の男性ホルモンの働きを抑え、前立腺の健康に寄与することが期待できます。

抗酸化、抗炎症作用

前立腺に炎症のある人の前立腺容積は大きく、将来、急性尿閉になったり、臨床的に症状の悪化をみたりする可能性が大きいことから、炎症を抑えれば、前立腺肥大症の症状の進行を抑えられると考えられます。たとえば、コエンザイムQ10やアスタキサンチン、レスベラトロール、イソフラボン、フランス海岸松樹皮エキスが有用であるかもしれません。

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Dr's Advice サプリメントの選び方

サプリメントは法的には食品であり、医薬品でないため、配合内容についての科学的な根拠があいまいな製品が多く、品質においてもバラツキが大きく、たくさんのサプリメントが出回っていますが、実際には玉石混交状態です。また、薬事法により効果、効能を謳うことが禁じられているため、思わせぶりなキャッチコピーで販売されています。そのため、消費者側が成分についての知識を身につけ、自分に必要な製品を取捨選択することが大切です。

ノコギリヤシやカボチャの種、ザクロジュースなど、前立腺の健康によいとされるハーブや食品が少なくありませんが、自然の産物は含有成分のバラツキが大きく、規格化が困難なことから品質のよい製品を継続して入手することが難しいことが難点です。

PSAが気になる50歳からのイソフラボンサプリメント

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